翻刻
【右頁は上部が大きく破れている】
きつねたぬきと
いへはきりもんきなぞは【きりもん=着物のこと】
あるまいとおもへど
入道がゆくへをあんじ
【ここまで一部が破れている可能性あり】
【左ページへ】
ほう〴〵と
たづねあるき
よう〳〵とめくりあい
よろこふこれをおもへは
人けんものをしらずと
じやうなしの事を
わらうはづなり
【右ページ下】
入道金平が
いゑにすこし
こゝろをやわらき
しよせんばけものゝ
しやうばいでおち
も
とれ
す
いくつ
に
なつてもむすこ【息子株=親離れしていない子供】
かふのやうにふん
べつをしかへんと
おもひなをとろう【名を取ろうより】
よりとらむきの【取らむ気の工夫?】
くふう人はいちたい
なわまつだいと【人は一代名は末代と】
いふととへは【云ふと問へば】
きかつかず【きはつうず?】
げひのほうへ【芸のほうへ?】
かた
むき
こゝが
どふでも
ばけ
ものなり【ものなか】【化物仲間…と続く可能性】
□…【1行あるかもしれない】
【入道を探し当てた狐と狸は】
金平に
でやいしと
きゝ
きもを
つぶす
【右ページ入道の台詞】
みなかわる
事も
なかつたか