翻刻
【看板】
曲
大坂
下り
廿四
【木戸番?の台詞】
まちふだ
〳〵
【看板】
大坂
下り
【右ページ下】
きりんが【麒麟=享保時代の軽業師の名前】
すさまじい
と
おもつ
たが
いまの
かるわ
さは
つがも
ない
【左ページ下】
けしからぬいりた【けしからぬ=とんでもない】
たんば
の
くに
も
ひさしい
ものた
これはこしらへ
ものであ
ろう
【左ページ看板】
丹波の国
【左ページ上】
入道とかくぜにもふけをあんじても
くふうもなしてうやはなよとおもう【工夫もなし。蝶やはなよと思う】
ひとりむすこをみせものと
おもひつきつかみどりのきにて
大やすうりしやうのものを
たつた四文ぜにはもとりにて
□文【廿文?】ぜにゝしてはたつた【銭にしては、たった】壹【?】文
今は十六文か廿四文のみせ
ものでなければみてはなし
とうせいをしらぬ
なるほとやぼと
ばけもの
なり