翻刻!草双紙の世界

コレクション: NDL鳥居清長

化物鼻がひしげ 2巻 - 翻刻

化物鼻がひしげ 2巻 - ページ 5

ページ: 5

翻刻

こゝろ だに ま事の みちに かないなば いのらず とてもかみや まもらんと はけものども うぬがこゝろの まがりたる事を しらずとかくふつじん【仏神】の ちからでなくはいくまいと【力でなくばいくまいと】 おもひ大いそのちぞうそんは てまいのなかまとおもひたのみに 来りけれはおれはみなのしるとふり 小ばやしのあさいな【小林朝比奈】におふきなめに あつたそれにあさくさのじぞうの ごりしやうのじまのちぞうおび たゝしくほうこうにんをかゝへ それほどにはなくともおとなしく せねばならぬうぬしたちのなかまは ごめんだかならずわるいこゝろを もちやるなといけんし給ふ 【「あさひな」など「ひ」になりそうな部分も「い」と同じ書体で、どうすべきか悩みますが、見たまま「い」にしました。。】 此ちそうそんはみもち ふらちなりしかかたくなり 給ひ今かたひ人を いしのやふだといふ 事はこのそんぞう よりはじ まり けり