翻刻
こゝろ
だに
ま事の
みちに
かないなば
いのらず
とてもかみや
まもらんと
はけものども
うぬがこゝろの
まがりたる事を
しらずとかくふつじん【仏神】の
ちからでなくはいくまいと【力でなくばいくまいと】
おもひ大いそのちぞうそんは
てまいのなかまとおもひたのみに
来りけれはおれはみなのしるとふり
小ばやしのあさいな【小林朝比奈】におふきなめに
あつたそれにあさくさのじぞうの
ごりしやうのじまのちぞうおび
たゝしくほうこうにんをかゝへ
それほどにはなくともおとなしく
せねばならぬうぬしたちのなかまは
ごめんだかならずわるいこゝろを
もちやるなといけんし給ふ
【「あさひな」など「ひ」になりそうな部分も「い」と同じ書体で、どうすべきか悩みますが、見たまま「い」にしました。。】
此ちそうそんはみもち
ふらちなりしかかたくなり
給ひ今かたひ人を
いしのやふだといふ
事はこのそんぞう
よりはじ
まり
けり