翻刻!いきもの図鑑

コレクション: 本草図譜(くずし字)

本草図譜. 巻43-45 - 翻刻

本草図譜. 巻43-45 - ページ 16

ページ: 16

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【右丁】 一種 ねこのめ《割書:江|州》    ごまあづき     夏(なつ)あつきの形(かたち)     にして光沢(つや)ありて     小く黒(くろ)き斑(またら)あり 一種 くろあつき     しゝくわず   小にして深黒色(しんこくしよく)味(あしは)ひ   良(れう)ならす義烏県(きうけん)   志(し)の黒小豆(こくせうつ)なり 【左丁】 一種  つるあつき   かにのめ 越後(ゑちこ)蒲原郡(かんはらこほり)下野(しもつけ)壬生(みふ)の村(むら)にあり俗(そく)に ござりあつきと云 武州(ふしう)道灌山(とうくわ[はヵ]んやま)に自生(しせい)あり 蔓(つる)長(なか)く穂(ほ)をなして黄花(わうくは)を開(ひら)く莢(さや)も長大(てうたい) にして多(おほ)く攢簇(さんそく)す粒(つふ)長(なか)ふ小にして白目(しろめ)長(なか)し 授時通考(しゆしつうかう)に蟹眼(かいかん)といへり一名はくあつき ともいふ 【二十五行六字目「蟹」のルビ「か」は別の字の上から書いている】