翻刻!いきもの図鑑

コレクション: 本草図譜(くずし字)

本草図譜. 巻43-45 - 翻刻

本草図譜. 巻43-45 - ページ 74

ページ: 74

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【右丁】 一種 やまらつけう むらさきひる  山薤(さんかい)《割書:集|解》   紫韮(しきう)《割書:救荒本草古今|医統作紫韮》 一種 このひる《割書:尾|州》  尾州より来(きた)る形 山薤(さんかい)  に似て短(みしか)く四五寸にして  花あり十月に開(ひら)く美(ひ)也 【左丁】 武州 駒場(こまは)鼠山(ねつみやま)処々(しよ〳〵)山野(さんや) に自生す葉(は)円(まる)くして長(なか)く 薤(かい)に似(に)て稍(やゝ)稜(れう)あり秋月 高(たか)さ二尺 許(はか)り茎の頭に 花あり山蒜(さん〳〵)《割書:のひ|る》に似て紅 紫色 根(ね)は指(ゆひ)の大さにして 長く皮(かは)紫褐色 葉根(はね)共(とも) に薤(かい)の臭(にほい)ありて味(あしは)ひ辛(から) し 【左丁 文字無】 【四行割書左側二字目「統」の「糸」は別の字の上から書いている】