Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション3

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 4499 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 4499 - ページ 22

ページ: 22

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【右丁】 汀の千鳥なくなを又ともゝ悲し くていとゝ明行夜もなくくれ 行日影もをそかりけれは露の 命草のはにやとすへきやうなけ れともなのりそ【海藻「ほんだわら」の古名】つみて命をつき【継ぎ】 うき日数をそをくらるゝいたは しこともなか〳〵に【なまじっか】申はかりもなか りけりさる間別符兄弟はつ くしのはかたへ舟をよせよろこひ の帰朝と風聞す豊後のこう に御座有みたい所はめつらしき きよく共をかまへさせ給ひ御出 おそしとまたさせ給ふところに 【左丁】 さはなくして別符兄弟うち つれて先御前【「前」の右肩に小さく「所」と傍記】さまさして参る みたい所は御らんしてあれはいつ もの御さきへのあんない申にこそ 参りつらんと人して聞召へきこと をおそく思召自身みすまちかく 御出有てめつらしの兄弟や何 とて君はおそくわたらせ給ふ そ兄弟しはし仰せ事をは申 さすかさねていかにとたつねさせ 給へは其時涙をなかすまねを して申さんとすれは涙落る 申さすはしろしめさる【理解なさる】ましいた