翻刻!地震・災害史料

コレクション: 国文研地震

地震津波/末代噺の種 - 翻刻

地震津波/末代噺の種 - ページ 15

ページ: 15

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《題:大津波末代噺種》 志州 鳥羽(とば) の湊(みなと)大 津浪(つなみ)にて 御家中町家とも惣 くづれ又みなと川口に かゝり有之大船小ふね 陸(くが)へ打上あるいは海中へ 捲(まき)こみ死人何千とも 相わからす目も 当【當】られぬ次第也 ○淡州福良(だんしうふくら)は惣家数三百余【餘】軒の処【處】大つなみ  にてのこらず流れ此嶋跡かたもなく相成申候 ○勢州山田松坂津白子四日市 桑名(くわな)すべて  浜辺【濱邊】の人家は大体 鳥羽(とば)におなし ○摂州尼ヶ崎つなみ内川水壱丈余【餘】り増す船  人家の損し夥(おびたゝ)しく死人百余【餘】人あり