翻刻
【右】
ありしやしらずそれよりは永正四年まで文
明より三十七年めにしてはやり永正四年より
慶安(けいあん)三年まで百四十四年めにしておこな
はれ慶安(けいあん)より元禄(げんろく)三年まで四十二年めはや
り同四年ふたゝび大に流行して死するもの
数(かず)おほし元禄より享保(けうほ)十五年まで四十
年めはやり享保より宝暦(ほうれき)三年まで二十四
年めにしておこなはれ宝暦より安永(あんゑい)五年
【左】
まで二十年めにして流行し安永より享和(けうわ)三
年まで二十八年めにはやれり凡天平より享
和三年まで千七十六年の間/数度(すど)の流行にし
てしかも生涯(しやうがい)一たび病(やみ)てふたゝび病ざるも亦
一異(いちい)なり猶享和三年より当文政七年まで
二十一年目にあたる
麻疹薬方
○升麻葛根湯(しやうまかつこんとう) 葛根《割書:三匁|》升麻/芍薬(しやくやく)甘草(かんぞう)《割書:各|二匁》