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コレクション: コレクション2

麻疹養生伝 - 翻刻

麻疹養生伝 - ページ 14

ページ: 14

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【右】 なれば実性(じつしやう)のものにはよろしからず凡其症和順 にしてかろきものには薬を用ひずしてもよし 去ながら用心(ようじん)にしくはなし肥立(ひだち)よりとかく食(しよく)もつ 大事(だいじ)なり毒(どく)なるものはなるたけその日数よりおそ く食(しよく)するほどよし ○芙蓉黄石散(ふようわうせきさん)は痘瘡(づそう)麻疹(ましん)等(とう)の快発(くわいはつ)しがた きに用ひて證(しるし)あり又其/厲毒(まんどく)潜伏(せんふく)し内攻(ないこう)して 発する水腫に用ひてよく其毒を駆逐(かりおひ)て即(すなはち)治(ぢ)する也 【左】 ○すべて麻疹(はしか)の序病(しよやみ)も痘瘡(はうさう)とおなしことなり そのうち麻疹は面(おもて)のいろありて中指(たけたかゆび)冷(ひへ)て咽(のど)の はしかきをしるしとす療治(りやうぢ)も大体は疱瘡 の序病(しよやみ)とおなじことなりすでに出てよりは 犀角解毒湯(さいかくげどくとう)または瀉白消毒飲(しやはくしやうどくいん)【泻は俗字】あるひは加味(かみ) 金沸草散(きんほつさうさん)等をかんがへて加減(かげん)し用ゆべきなり麻 疹の後その余毒(よどく)にて肥立(ひだち)かね煩(わづら)ふときは芩連玄(こんれんげん) 参湯(しんとう)または十仙湯などを考(かんが)へ加味し是を用ゆべし