翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

精養 - 翻刻

精養 - ページ 5

ページ: 5

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闢(ひら)くといへとも仲景 没(ほつ)して後(のち)道また 庸愚(やうぐ)の為(ため)に誤(あやま)り来ること遠(とふ)く大慨(おふむね)#1 病をすることを思はすして体(たい)を養ふ ことをおもふて却而(かへつて)病を養ひ体(たい) を損(そん)するに至るなけくべきの甚し きにあらすや今 粤(こゝ)に《割書:予》か師 桜井(さくらい) 翁(おふ)医道(いどふ)之 真理(しんり)を観発(みひらい)て先賢(せんけん)も 《振り仮名:未_レ発|いまたはつせさる》の妙(めふ)理を極(きは)む是 実(しつ)に此道 の興隆(かふりゆう)する時を得たりと云へし雖(しかりと) _レ然(いへとも)老翁(ろふおふ)無為(むい)にして世(よ)に発(はつ)せん事 をおもわす《割書:予》師に学(まなん)でより此道 の天下に公(おゝやけ)ならさるをなけく故(ゆへ)に 是を禿毫(とくこふ)に書して素心(そしん)の万一を もつて普(あまね)く世上に施(ほとこ)すのみ蓋(けた)し