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料理秘伝抄 - 翻刻

料理秘伝抄 - ページ 17

ページ: 17

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さまし三日つけをき其後あけ候てつとにしていつまてもおく也其まゝおけにつけをく伝も有又かすにつけしほくはへつほに入置候 へはいよ〳〵吉あかみは久敷ゐ不申候『竹の子のをきやう』よくゆにして あまさけにしほをくひかけんに二しほ三しほもからくしてつけ置 候へはいつまでもいろよくゐ申候しほをいだしつかい候『白川あまざけは』白三升を引わりよくむしさましてかうし五升に水五升入よく もみてすいのうにてこししほりかすをすて其水にてつくりいれ とき〳〵かき合候夏は三日冬は五日にてよし『なし物しほかけん』夏は いを一升にしほ五合冬は三合入て吉『ふなのかすづけ』一やしほをして かすに付おしをつよくかけ吉五日六日の内に吉あをうりの置様 かんの内の雪をしほからく入せんしてつほに入置うり二つにわりなか こよく取つけ置候らい年夏まて有ねふかさゝけなともをく也 『竹の子の切ほし』いかやうにも切しほゆにてゆにをすこし仕よくほ してつほに入置来年まていろかはらす九十月の頃又取出し ほして吉『なすびの切ぼし』生にてほしつほに入をき吉是も九十 霜月に三五へんもほしてよし『ほしたるしいたけ』生 になす事いかにもうらのしろきをさたう水につけをき候へは 生に成申候『ゆを来年迄』あをくおく事むめ程な□□ こぬか一升にからかねのせんくつすこしくはへつけおき□ つかい候時はよいゟしほをいたし候『氷こんにやく』よくに候て其まゝ 雪にあて候へはこほり候たうふも同前『こけらすし仕様』 さけをおろし身をひら〳〵と大きにつくりめしにしほ かけんしてかきあはせそのまゝをしかけ申ばかり也 その外たい伊勢こいなとも一やしほして仕候 寛文十歳九月吉祥日