翻刻
【右丁】
酒井 土井 阿部 青山 永井
安藤 板倉 井上 森川 久世
稲垣 西尾 三浦 米津 伊丹
【左丁】
酒井 藩翰譜 五
河内守源重忠は 徳川の家の子坂井雅楽助広親か五代の
孫雅楽助政親か嫡男也 《割書:先祖の事くはしく|左衛門尉忠次伝に有》政親安祥殿より
徳川殿に至て三代の間につかへて 家の事大小となく司とる
安祥殿うせ給ひ 岡崎の贈大納言家伊勢国よりわたり
給ふ時御一門の人々譜代の御家人等と謀てふたゝひ岡崎の
城に迎納まいらせ安部石川の人々と議して水野右衛門大夫
忠政の娘をむかへて北の方となしまいらす程なく若君御
誕生有しかは《割書:徳川殿|の御事》岡崎殿の御悦ひ浅からす御家人の中を
撰まれ雅楽助政親御竹刀を献り安芸守清兼《割書:石|川》御蟇目