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伊勢(いせ)古市(ふるいち)
踊(おどり)之(の)図(ず)
ちはやふる
内外の
神の御ひざ
もと間の
山につゞき
たるこの
古市の
遊所は三都
及び其外の
国々より
太々講の
参宮人
何れ一度は
こゝに遊ぶ
ゆへ其繁昌
いふばかりなし
所謂いせおんど
惣おどり或は
狂言なんど
杉本屋は
菊寿楼又
四季親
備前屋は楼の間とて
三方廊下せり上ケ也
音頭の唱寿
一ツ二ツを
しるす
〽風ひとふきのちり
ぎはをどよむを
やまのわらひともげにや
名におふあらし山
〽一日傘のもりをして
ひとりしづかに両の
ゑんへりとりかりて
うしろむきつく〴〵
おもひめめぐらせば
えそらごとにも花
さいてみもある
御代の人
【右下隅】
春燈
【朱印あり】