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十 日 明方より雪みそれふる昨日と相返
《割書:四十三度| 》 殊之外さむし北風
十一日 大霜殊之外寒気つよし終日快晴
《割書:三十三度| 》 なり
十二日 大霜ふる寒気也
《割書:三十五度| 》
大子辺旧冬は玄米四斗八升位いたし候所
此節六斗四五升ニ下落候よし
一昨日大宮もより鷹の巣村と申米屋え夕
方浪人体のもの弐人長キ刀を抜持込金子
を借候【「を借候」を見せ消ち】様申如何ニも強勢ニ而【「座敷」を見せ消ち】
座敷【「も」を見せ消ち】迄も抜身ニ而這入候所親子三人之
内弟は【「内」を見せ消ち】裏ゟ表へ廻り右浪人の後へ廻り
首を打落候処残壱人親子弐人ニ而打合肩
先きより胴をうけ一打ニ切離候よし米屋
之方ニ而少々手を負候よし御郡方へ御届
出候よし承り申候
十三日 霜降快晴九ツ時よりむら雲八ツ時
《割書:三十八度|桃桜口切》 雨風強ほろ〳〵雨半時計ニ而止夜
≪《割書:追々江戸表へ|自発之御方有之候よし》 中晴