翻刻
繪入新聞【横書き】 十八号
ながしま 周重筆
町(てう)にすむ
こびきしよ
くの松五郎と
いふ人のによう
ばうおきんは
こまものやを
してほう〴〵の
とくゐををあるく
ところがふだん
からおゝざけ
のみでかひ
ぐひが
すきで
ちつとの
まうけ
ぐらひでは
おいつかない
ゆへていしゆに
かくして○
○ていしゆの
まつ五郎の名まへで
あちこちから▽▲
▽▲かねを
かりてつかふていたのが塵《割書:ち|り》つもつて
山ほどになりじぶんのちからでは
おさまらなくなつてきてまつ五郎へめん
ぼくないとて□□じま丁の川へざぶりとやらかして
しにましたがことし三十二三ぐらひのわかざかりくひものゝために
いのちをすてるとはいかに口がかわいゝといつてあんまりつまら ◐
◐ない
では
あり
ませ
ぬ
か