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新聞文庫・絵 - 翻刻

新聞文庫・絵 - ページ 71

ページ: 71

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横浜野毛町四丁目 髪結職鈴木藤松が蓄猫(かいねこ)が子を 三疋 産(うみ)おわつて死(し)せりかねて獣好(けものすき) にて洋犬(ようげん)の雌(め)も飼(かい)たるに明治八年 五月のころ柴犬も子を産みしに望(のぞ)み人 ありて早く子を譲(ゆづり)り【衍字か?】たれば親(おや)犬の乳汁(ちしる)たれてやまざるを 孤猫(こねこ)にあてがい昼夜 養育(やしなひ)おこたらず家内店のお客迄も 不思儀(ふしぎ)た【と?】て傍へよれば子猫をとらるゝやと洋犬の吼(ほへ)たつる程(ほど)になりたり 実(まこと)に全国兄弟の契(ちぎ)り貴族(きぞく)官員が平民を軽蔑(けいべつ)せるは犬にだも鹿猿 可(べ)けんやと 日日新ぶん千三十 五号に出ず 大阪錦画新話第八号 □□□□二       小信改二代        貞信画         阿波文板         森□板