翻刻
模様有之候此所にてはたんごに酒を
出し申候ゆへ給べ候へは甘くすく候ゆへ
多くハ給へ不申候酒の色は日本の三年
酒の色に御座候扨又肴を出し候処大キサ
五□計に切くじり中ニ成物にて殊之外
悪敷匂ひ致候ゆへ給へ不申候扨又翌
朝五ツ時に成り申候時山駕籠の様成物に
乗候人壱人供廻り弐拾人計附■私共何
へニ申聞候得共壱向別り不申候夫ゟ万国の
得図を出し見せ□ゆへ日本と申所へ指を
差候へは《見せ消ち:■|》うなつき供の物へ何へら申
候へは皮にて致候挟箱のやう成物中より
まんぢう三ツ出し呉申候間少し給へ候所
是を甘くすく油くさく御座候故壱つ給へ