翻刻!九州大学の書物たち

コレクション: 漂流記コレクション

志州鳥羽船頭外国江吹流し候一件 - 翻刻

志州鳥羽船頭外国江吹流し候一件 - ページ 6

ページ: 6

翻刻

仕候砂糖を積候故是口をうまなし居り 申候然れ共水主の内弐人相果申候朝夕 仏神をいのり居申候北江流され申候ゆへ 殊之外寒気強く夜中船の金具江 露霜のやうなるもの降溜り候ゆへ毎 度金具を程ぶり候て咽をうるおし申候 此所江参り日の出を拝候に日本にて 拝ミ候通りの御日様ニて御座候故日本近く 参り候哉と祝申候夜明かたに東のかた見 候へハ国御座候ゆへ定而仏神の御かげにて 日本の地ニ着候と難有存候帆を上ヶ近付 候元船は半町計り沖に懸ヶ置私し水主共 四人舟に乗り右之所上ヶ何卒水を 呑申度ねんかんにて砂原たつね■り