翻刻
候内所のものと覚しきもの八人見つけ候て
参り候を見候へハ唐人ゆう成者ゆみてつほふ
釼抔を持まいり候て我ほし何とか申聞
候得共一向に申事わかり不申候我等仕かた
にて咽をかき差せ候得ハ懐中よりたん
ごのゆう成物を出し呉候ゆへ夫をハ帰し
又咽をかき差せ■候へバかん■致候哉
二三丁つれゆき清水の出候とてつへおしへ申候
ゆへ四人共ニ清水を給べ申候右八人之者共
私共四人のきものをはぎ取柳ごりも
はいとりはだかに致四五町程もつれゆき
座所と覚しき所へ行見ゆへハ家居殊
の外見苦鋪日本の塩金のゆう成家にて
其家へ入候て先火を焚当テ申候皮にて