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コレクション: コレクション3

麻疹必用 - 翻刻

麻疹必用 - ページ 27

ページ: 27

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【右丁】 一麻疹は欽明十三年に異国より伝来し疱瘡より百八十三年先 也今文政七年迄凡千二百七十三年の間の麻疹流行の年 月時蹟はくわしく前の年代記に有之を見るべし   麻疹来んとする時 豫(あらかじ)め用心の妙方 一麻疹来んとする沙(さ)汰(た)有之ならば第一に家内を掃(さう)除(じ)し て衣(い)服(ふく)器(き)物(ぶつ)を清(しやう)浄(ぜう)になし左の薬を以て焚(たく)べし 左すれは此病をのそくとなり若病を受るとも軽し  蒼(さう)术(じゆつ) 細(さい)辛(しん) 乳(にう)香(かう) 降(がう)真(しん) 川(せん)芎(きう)各等分 右各 細(こまか)にきざみ家内を焚(たき)薫(ふすべ)てよし 【左丁】 〇又方 薫(くん)陸(ろく) 雄(を)黄(くわう) 欝(う)金(こん) 茵(いん)陳(ちん) 神代松節 右等分細末にして𮔉(みつ)にて煉(ねり)かはりし塩(しほ)を少 ̄シ入合せて 焚(たく)べし但 ̄シ麻疹来りて後は焚(たく)べからず 〇又方 多(た)羅(ら)葉(よう)といふ木(き)の葉(は)を採(とり)左之通 ̄り の右前を 書其人の年と姓名を書付惣身をなでゝ河へ流すべし            此前を書てからた中を            なでさすりて流せは必ず            はしかをのかるゝといふ又やむ            とも至る軽きこと妙なり 【図】 むぎどのは生れたまゝに  はしかしてかせての後は   わか身なりけり