翻刻
【右丁】
疱(ほう)瘡(そう)を看(みやう)法
一 稀疎(かづすくな)一 日整(ふち〳〵)一 軽鬆(ばらり)一 尖聳(とかる)
一 凸起(やまをあげ)一 如(たまの)_レ珠(ごとく)一 如(こまか)_レ粟而肥満(にてもふつちり)
右は吉兆也
一 稠宻(いちめん)一 瑣屑(ちこまか)一 壅滞(でそらはず)一 平塌(ひゝたく)
一 䧟下如(くぼみてふのはだの)_レ麩(ごとく)一 如(たむしの)_レ疥(ごとく)一 如(かひご)_二蠺種(のたねのごとく)_一
一 如(ひぶ)_二火刺(とれのごとく)_一 一 如(のみの)_二𫊫(さし)斑蚊点(かのくひたるごとく)_一
右は凶兆也
一 痘(でものゝ)色(いろ)は一 紅(べに)活(いろ)一 蒼(あをみ)老(いろ)一 光澤(つや〳〵)
【左丁】
一 紅(べに)白(しろ)両分(さかいをわけ)一 紅如(あか)_二桃花(すぎず)_一 一 白(ごく)_二如蝋色(しろい)_一
右は色のよき也
一 惨暗(すゝいろ)一 焦(こげ)枯(いろ)一 嬌嫰(かわやはらか)《割書:水疱|也》一 毛刺(けにてつきたる)
一 灰(はい)白不(いろにて)_レ明(くもる)一 気血混(みつちやり)一一 赤(あか)過(すぎて)紫(むらさき)
一 土(つち)ごふんの如く白一 赤(あか)の飯(めし)の如一 黒(くろ)紫(むらさき)
一 青(あを)藍(すゞき)右は色あしくして凶兆也
一五六日にして勃々(ふつ〳〵)として肥大(ふとり)顔(かほ)も
浮(うす)腫(はれ)次第に眼胞(まぶた)も腫(はれ)て目(め)開(ひら)き兼(かぬる)は
よし大(たい)便(べん)かたく小便通つるを宜(よろし)とす