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コレクション: コレクション3

麻疹必用 - 翻刻

麻疹必用 - ページ 34

ページ: 34

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【右丁】 を見るに多く凶逆(きやうぎやく)の症(せう)也依_レ之 牢(らうや)の近所(きんちよ)又は墓所(はかば)荼毘(やき) 場(ば)糞(こやう)溜(ため)厩(うまや)塵(ちり)塚(つか)野山(のやま)流れざる水(すい)辺(へん)旅人宿(はたごや)等人の群集(ぐんじゆ)し て汗臭(あせくさ)き所などへは痘瘡前の小児を猥(みたり)に連立行(つれたちゆく)べからず 一疱瘡あらば。荊芥(けいかい)茵蔯(いんちん)。大束(たいそく)之を 薫(くすぶる)をよしとす此品を焚(たけ)は 穢(けかれ)不 浄(じやう)をさけ痘(ほうそう)の痒(かゆみ)をふせくこと妙也 荊芥(けいがい)ばかりにてとよし 一大人の痘瘡は皮膚(みのかわ)厚(あつ)く常(つね)に心気を労(ろう)し酒肉(しゆにく)を縦(ほしい)まゝに して且(かつ)淫事(いんじ)に溺れ心腎(しんじん)虚妄(よわり)たる所へ煩(わづら)ふなに発表(はつひやう)に勢(いきほ)ひな く起潅(やまあげ)らちあかざるもの多し早く心附手当みるべし 一 婦人(ふじん)の疱瘡(ほうそう) 天気(けいこう)通(つう)じて後(のち)のものは必(かなら)ず疱瘡 中(ちう)に 【左丁】 経行(けいこう)来(きた)るもの也用心有べし起発(やまあけ)潅膿(うみもち)にかゝりての経れ 来れば出(で)痘色(ものいろ)白くなり或は凶逆の症起(しやうおこ)る也用得有べし 一 孕(はらみ)婦(おんな)の痘瘡(ほうそう)は胎(たい)の堕(おち)ざるやうに手当するが第一なり四五 日の間に胎堕(たいおち)するものは治療(ちりやう)ありといふ潅膿(ほんうみ)の時に胎(■■■) 堕(さん)するものはむつかし是は血熱(けつねつ)にあらず多く気虚(ききよ)の症也 随分(づいぶん)補(おきな)ふを専(もつ)はらとす是等は列(■■■■)る良医(よきいしや)に託むべし         穢氣(けかれ)不浄(ふじゆう)を避(さく)る事 一 僧尼(しゆつけ)。比丘(■■■■)。祢宜(ねぎ)。山伏(やまぶし)。巫女(みこ)なとを房内(ねや)に入る事なかれ 一 父母(ちちはは)傍人(かいほうにん)痘人の側(かたわら)にて大音(おほこゑ)大 笑(わらひ)酒宴(さかもり)鳴物(なりもの)舞謡(まいうたい)を忌(いむ)也