翻刻
【右丁 右上】
そばきりがおい うんとんは
すこしおろかなる
ものなれとそばも
このなきゆへあと
しき【跡職】をもゆず
らんとおもへと
そばほどのはたらきは
なきぶてう
ほう【無調法】ま事
にしん
るいゆへ
わがこ
とう
せん【同然】に
おもふこのしんるいの
事をいつのころよりかめんるい〳〵といふ也
おろかなものをとんだ【「どんだ」=「鈍太郎 どんだろう」のこと】といふもうどんより
はじまりけり なめしがむすめ女川を
見そめとうからしをたのみいなりの
かんぬしあづきめしがかたにて
そふたんする
【右丁 中段】
〽うんどんは
やらずのかさず
かんぬしの
小しやうに
ほれるうんどんは
小しやうがきつい
すきなり
【左丁】
〽とうからしかんぬしとしめしあわせ
女川をうばいとらんと
はたらく うんどんどのがあのやうにのびては
たまらぬととうからし
ゆへから〳〵〳〵とわろふ
【神社の鳥居の額】
稲荷大明神