翻刻
【右丁 上部】
とうからし
うんどんに
たのまれ
こしもと
きのめに
あてみを
くわせ
女川をうはい
ほうびにせんと
はたらきせちがらき
やつからきめ【「おお辛き目」か】にあふといふは此とうからしよりはじまりけり
【右丁 下部】
ほうびは
のぞみ
しだい
じや
おれ
き□
の
じや□
と
いふ
あらもの【荒者=乱暴者】だ
【左丁 上部】
とうからしは女川をぬすみやう〳〵と
ちそが所へかくしてもらい
ちそがとうからしをかくせし
よりいまにちそまき
とうがらしとかくせし
ばかりでめいぶつに
なりけり
【左丁 下部】
ひへめし【冷飯或は稗飯】といふわかもの
ちそかところへ
見なれぬ
女はいりしゆへ
つけこみ
ゆすりかけ
弐百や
三百では
きかず
やう〳〵いつ
ほんで
りやう
けん【了見…我慢】
する