翻刻!草双紙の世界

コレクション: @chinjuさんと読む草双紙

鬼娘伝 - 翻刻

鬼娘伝 - ページ 13

ページ: 13

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埋(うめ)ても埋(うま)らばこそ。せん方(かた)なくて頃日(このごろ)は しやんぷくりんに由緒有(ゆかりある)。ちやんぷくりん を頼(たのみ)て居候と成(なり)けるが。つく〴〵 おもふに。我(われ)厄病(やくびやう)本(ほん)田の寒熱(かんねつ)に犯(おか) され。奇妙(きめう)きてれつの身(み)となりしも 人(ひと)を茶(ちや)にしたるより起(おこ)れりと。一念(いちねん) 発起(ほつき)し。我身(わがみ)を恨(うら)みくづの葉(は)の せんべい売(うり)と成(なり)て。行衛(ゆくゑ)もしらず 成(なり)にけり。扨(さて)おまつは総次(そうじ)が事(こと)をも 打(うち)忘(わす)れ。毎月(まいつき)朔日(ついたち)を。丸飲(まるのみ)にして 誰(たれ)といふこともなく。じだらく次第(しだい)に 超過(てうくわ)せしが。いか成(なる)因果(いんぐわ)ゑけけつにや【?】 終(つい)に腹うはら)に申し分(ぶん)出来(でき)ければ。有(ある)と あらゆるおろし薬(ぐすり)はちんなめ