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にてすりこしに仕候塩は好(このみ)次第後ニ入申候
○山の芋(いも)の粉
一 自然生(じねんじやう)山の芋能ゆで乾(かはか)し米とを
しの底(そこ)にてすりこしに仕候
○白 小豆(あづき)の粉
一小豆はら〳〵に引わり一夜水に漬(つけ)赤(あか)き
皮(かは)をはゑ其後 箸(はし)にて能 皮(かは)をとり
せいろうにてむし能々 乾(かはか)しすり鉢(ばち)ニてすり申候
○大豆(まめ)の粉
一 青(あを)大豆さつと炒三分一ほど皮(かは)切レ申
ほど喰(くい)て見候てなまくさけ退(のき)候
時 粉(こ)にいたしよく候也
○香煎(かうせん)の方《割書:俗云こがし也|》
一よくいにん《割書:十三匁|》一 山椒(さんせう)《割書:四匁|》
一ちんひ《割書:五匁|》 一 大唐(たいとう)米《割書:十匁|》
一 茴香(ういけう)《割書:弐匁壱分|》 右いつれも粉にし
右 絹(きぬ)にて細(こまか)にふるひ白湯(さゆ)にふりた
てゝのむ俗(ぞく)にいふこがしなり尤(もつとも)気を
めぐらし中をあたゝめせんきを治(ぢ)すつね
に用ひて万によし今都 祇園(ぎをん)町に
売かうせんのよき方なり
○薬香煎(くすりかうせん)の方
一 黒(くろ)大豆《割書:壱匁|炒》 一餅米《割書:一匁 炒(いり)|》
一黒ごま《割書:三分|》 一さんせう《割書:六 粒(つぶ)|》
一やきしほ《割書:壱分|》
右何れも粉にし絹ふるひにてこま
かにし白湯(さゆ)にふりたてゝのむ
脾(ひ)胃(ゐ)をとゝのへ痰(たん)をさり咳気(がいき)を治(ち)し