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合類日用料理抄 - 翻刻

合類日用料理抄 - ページ 29

ページ: 29

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 たゝきひしぎもめんの袋(ふくろ)へ入扨桶に水  を入其水へ右の袋をひたしもみ出申候  へは白キ水に成申候幾度ももみ出し申候  是は根(ね)につきてある葛(くず)を皆(みな)取可申  ために候能もみ出し候て其白水をも  めん成とも布成とも細(こま)カ成物にて七八  度もこし候へば少々 粕(かす)出るを捨(すて)申さて  白水をよの桶へさい〳〵入 替(かへ)候て桶底(をけそこ)を  見候へは土又は黒(くろ)キなり残申候それを幾(いく)  度もとり捨(すて)申候右のをりを能取申程  能候もはや土気(つちけ)なり少も底(そこ)に居(ゐ)不  申候時右の白水を絹(きぬ)にて三度ほどこ  し申候これも土気をり可取ためなり  能こし半切のやう成桶に右の白水を  入三日ほどゐせ半切桶のはらに呑(のみ)を三ツ  程仕 上(うへ)の水すみ申候時のみ口をぬき上  水を捨(すて)申候半切共にしたみかへは底(そこ)にゐ  申 葛(くづ)たち申水皆捨候てそこにゐ申候  葛(くづ)をとり出しかうじぶたの様成物を  拵(こしらへ)それへ右の葛(くづ)を細(こまか)にわり能天気  に廿日ほど干(ほし)申候少にても水 気(け)候へは  葛の色あしく成申候 一 寒瀑(かんさらし)の葛は寒の内に如_レ此仕候也     ○栗(くり)の粉(こ)の方 一 栗(くり)つねのことくゆで汁(しる)をしたみ上 皮(かは)  の焦(こげ)申ほど鍋(なべ)にて炒(いり)しぶ皮(かは)を能去  すり鉢(ばち)にてすりまな板の上にてたゝ  き候へは其内に能 乾(かはき)申候さて米どをし