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合類日用料理抄 - 翻刻

合類日用料理抄 - ページ 52

ページ: 52

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 くひ鍋へ入あげ申候 形(なり)も其さじの  内手心にていろ〳〵に成申候    ○千鳥(ちどり)の方 一白みそ《割書: 百六十目|よくすりてこす》一 芥子(けし)《割書:十匁|》 一白ごま十匁 一さんせうのみ《割書:十匁|》  右能こね合切ばんの上ニいかにもあらき  布を敷其上ニ芥子胡麻(けしごま)少ふり右の  みそを少ツヽのべ候てうす刃(ば)にてなで  上(うへ)にもけしごまをふり又其上ニ布(ぬの)  を敷手の平(ひら)にてなで上(うへ)下へうちかへし  布を取長四五寸はゞ二三寸ほどに切  候てほいろにかけ申候火つよく候へはこげ  申候大 形(かた)はしやぎ候ていかやうにも切申候  切候て又ほいろニかけ候へばはしやぎ申候    ○かせ板の方 一木 梨子(なし)の内にて能梨子皮を去  四ツにわり内の堅(かたき)所を取ひた〳〵  に水を入成程 和(やはらか)に湯煮(ゆに)をして  ■(いかき)【笊】に上ケ水けなき様にし。すり鉢(ばち)ニ  てなるほど細(こまか)ニすりすいなうにてこし  別(べつ)に置候右の拵(こしらへ)たる梨子壱貫めニ  白さたう六百目を右の梨子のゆで  汁(しる)二升ほど入 解(とき)すいなうにてこし  右の調(とゝのへ)たる梨子(なし)と能合せ鍋(なべ)に入  火をそろ〳〵と焼ねりつめ申候かげん  は葛(くづ)餅のかたさ程ニ仕能候扨 杉(すぎ)の曲(まげ)  物上口六寸 深(ふか)サ一寸五分か二寸ほとに仕  一 盃(はい)入上をうつくしくなで置申候