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合類日用料理抄 - 翻刻

合類日用料理抄 - ページ 74

ページ: 74

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一 麦(むぎ)成程能つき朝(あさ)の用はよひから麦を  水につけ晩(ばん)の用は朝よりつけ申候右の  麦を鍋(なべ)へ入水ひた〳〵より多(おほ)めに入  たき申候水へり候へば入そへ〳〵たき能  にえ申候時水にて成共ぬる湯にてなりとも  ねばりのなく成候迄洗扨いかきへあげ  雫(しづく)をたらしから鍋へ入 乾(かわき)申迄 炒(いり)上ケ  申候なり     山の芋(いも)の拵(こしらへ)様 一山のいもを布のふきんに巻(まき)皮(かは)をむ  き候へばすべらずしていかやうにも  むけ申皮を取候てあくを酒しほニ  つけ置候へは何ほど煮(に)申候てもくだ  け申事なく候尤 秘(ひ)事也    ○ほんせい寺 麩(ふ)の方 一古酒を能 煮(に)かへしなま麩(ふ)を入  て又よとくひた物 煮(に)申候へば右の麩(ふ)  とけ申候時 布(ぬの)に包(つゝみ)入又にえ湯(ゆ)へ入  湯煮いたし候へばかたまり又 麩(ふ)に  なり申候りやうりにつかひてはぎれい  たしふうみすぐれ申候酢みそなど  にてさかなにも能候 合類日用料理抄巻三