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合類日用料理抄 - 翻刻

合類日用料理抄 - ページ 73

ページ: 73

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 釜の口一はい程笋立候て猶よく候能  むせ候時取出し板の上にておしひ  しぎ其後立かけて雫(しづく)を能たらし  置申候廿日 余(よ)も悪敷(あしく)成不申候上か  び候ても中は少も不(くるし)_レ苦(からす)候料理の時は  其まゝあへ候ても指身(さしみ)にも煮物に  も汁にも能候    ○煮山椒(にざんせう)の方 一 粒(つぶ)山椒《割書:壱升|》 一みそ《割書:五合すりて|》 一しやうゆ《割書:壱升|》  右三色 鍋(なべ)にてあげほいろにて炒(いり)上  徳利(とくり)へ置申候    ○煮大豆(にまめ)の方 一 黒(くろ)まめを能洗四五日日に干(ほし)て醤油(しやうゆ)  を大豆(まめ)とひた〳〵に入すみ火の上にて  そろ〳〵と煮(に)申候さい〳〵しやくしに  てかき廻(まは)し大 形(かた)にえ候時白さたうを  少入 甘(あま)みをつけ申候其後も切候かき廻(まは)  し申さたう入候て後は猶以火のよ  はきが能候 醤油(しやうゆ)につまり申時上ケ申候  火つよく候へはあしく候まめかた過候へは  前かど少日にほし申也    ○いろりの仕様 一 法論味噌(ほろみそ) 壱升 一 昆布(こんぶ) 二枚 一みそ   壱合 一 串柿(くしかき) 十 一 醤油(しやうゆ)少味に入  右五色せんじこし粕(かす)を捨申候    ○麦(むぎ)めしの方