翻刻
さわる股(もヽ)と股ぐつとおへ立(たつ)一物(いちもつ)をしつかりと胯(また)へ
はさミおれハ聟(むこ)の前(まへ)立なれバ瑕(きず)をつけてハ
甞(なめる)へたヽずと心で心(こゝろ)を叱(しか)つても聞入(きヽいれ)なきハ一物(いちもつ)にて
祢(やヽ)ともすれバ天恵(あたま)をあげどきん〳〵と脉(ミやく)をうち
筋(すぢ)をあらハす勢(いきほ)ひにいじるばかりハ冝(よ)からうと枕(まくら)
の下(した)へ手(て)を入(い)れてじつとしむれバしめかへしたれ教(おし)
へねど目(め)をねふり夜着(よぎ)の襟(えり)を㒵(かほ)へあて無言(たまつ)てゐる
させ子(こ)が胸(むね)へ手をあて見(ミ)るにどき〳〵と動氣(どうき)の為(す)