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コレクション: 春画資料

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 211 B (3) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 211 B (3) - ページ 25

ページ: 25

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化粧(けワひ)の一(ひ)ト間(ま)へ引篭(ひきこも)る其間(そのま)に九次郎(くじらう)ハ下女(げぢよ)を呼(よん)で硯(すヾり) 箱(ばこ)を無心(むしん)なし何(なに)をや書置為(かきおきし)たりけん作者(さくしや)も是(これ)を知(し)る こと能(あた)ハず朝飯(あさめし)の支度(したく)よきと見(ミ)へ下女(げぢよ)の案内(あない)に掾(えん)へ出(いで)終(よ) 夜(すがら)させ子(こ)と吸合(すひあふ)たる口(くち)の廻(まハ)りの紅(べに)白粉(おしろい)洗(あら)ひ落(おと)すも残(のこ)り おしく盥(たらひ)の温湯(ぬるゆ)の手障(てざハ)りに又(また)思(おも)ひ出(だ)すさせ子(こ)が肌(はだ)不計(はからず) 移(うつ)す水鏡(みづかヾミ)雲霧(うんむ)の契(ちぎ)りにやつれし我(わが)【𠨂】面帰(かほかへ)りて甞(なめる)に咎(とが)め られんもうそ氣味悪(きミわる)く【薄気味悪く】思(おも)ひつヽそこ〳〵顔(かほ)を洗(あら)ひしまへバ 早(はや)此方(こなた)へと又(また)案内(あない)に次(つぎ)の間(ま)へ立出(たちいづ)れバ舅姑(しうと)【𠢎】二人(ふたり)を上座(しやうざ)に