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コレクション: 春画資料

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 211 B (3) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 211 B (3) - ページ 26

ページ: 26

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なし次(つい)で九次郎(くじらう)させ子(こ)が膳(ぜん)並(なら)べし席(せき)へつく〴〵と見(ミ)れバ 見(ミ)る程(ほど)似合(にあふ)た夫婦(ふうふ)と助兵衛(すけべゑ)下座(げざ)より平(ひら)の蓋(ふた)取持(とりもち)ながら せき立(たて)て早(はや)御帰宅(おきたく)もしかるべし又(また)追日(おひじつ)に吉日(きちにち)を撰(えら)ミて後(のち)の 御輿入(おこしいり)と伴(ともな)ひ立出(たちいで)道(ミち)すがら助兵衛(すけべゑ)ハ九次郎(くじらう)に向(むか)ひまづ花(はな) 聟(むこ)の名代(ミやうだい)ハ首尾(しゆび)よく遣(や)つて退(のけ)たものヽ一夜(ひとよ)泊(とまり)ての御帰(おかへ) りなれバ甞(なめる)旦那(だんな)の疑(うたが)ハれん其時(そのとき)交合(いちぎ)ハ成(なさ)ざるよしおん身(ミ)も 固(かた)く断(ことハ)り玉へ我(われ)【𠨂】また弁舌(べんぜつ)利口(りこう)をもて旦那(だんな)をうまく言(い)ひ 解(とか)んと言葉(ことば)つがへて立戻(たちもど)り甞(なめる)が居間(ゐま)へ来(き)て見(ミ)れバ甞(なめる)ハ                     てしま十五