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コレクション: 春画資料

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 211 B (3) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 211 B (3) - ページ 29

ページ: 29

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引樒(ひつかい)【搔?】ちやァ痛(いた)い〳〵コレサ能子(いヽこ)だ㝡(も)う少(すこ)しおとなしくして 居(ゐ)て呉(くん)なよソレいく〳〵〳〵此(この)惣身(からだ)が鑠(とろ)けるやうだァヽいヽ〳〵よし〳〵〳〵 鼻(はな)を喰(く)ひ切(き)られても耳(みヽ)を引(ひつ)かきむしられても㝡(も)う構(かま)ハねへ 命(いのち)でも何(なん)でもおめへに呉(くれ)てやるよアヽいヽ〳〵〳〵又(また)いくよそれ〳〵いく よト大(おほ)もがきを聞居(きヽゐ)る助兵衛(すけべゑ)九次郎(くじらう)も貰(もら)ひ氣(き)ざしに巾(はヾ)つ たくなるを両手(りやうて)にじつと押(おさ)へ目(め)を見合(ミあハ)せ大(おほ)ため息(いき)斯(かく)て 甞(なめる)ハ妄想(もうざう)の夢(ゆめ)ハ破(やぶ)れてむつくりと起(おき)て居直(ゐなほ)る床(とこ)の中(なか)甞〽はて 夢(ゆめ)で有(あつ)たかなァト見廻(ミまハ)す此方(こなた)に助兵衛(すけべゑ)九次郎(くじらう)一夜(いちや)泊(どま)りの