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コレクション: 春画資料

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 211 B (3) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 211 B (3) - ページ 31

ページ: 31

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聞(きヽ)玉へ先方(さきかた)の両親(ふたおや)はじめさせ子(こ)まで是非(ぜひ)とも今夜(こんや)婚礼(こんれい)と すゝめらるヽを辞退(こばミ)なバどうりで先(さき)に疑(うたが)ひが起(おこ)るまいとも言(いハ)れぬ ゆゑ其意(そのい)に任(まか)せて婚礼(こんれい)ハ昨夜(さくや)首尾能(しゆびよく)致(いた)したなれど何(なに)を申すも 先(さき)ハ未通女(おぼこ)九次郎様(くじらうさま)が受合(うけあふ)て決(けつ)して一義(いちぎ)ハなされぬ筈(はづ)。只(たヾ)夜着(よぎ)の 中(なか)へ這入(はいつ)た計(ばか)りハ御勘弁(ごかんべん)なくて叶(かな)ハぬ処(ところ)よく〳〵夜中(やちう)の趣(おもむき)ハ九次(くじ) 郎様(らうさま)より御聞(おきヽ)なされと言(い)ハれて甞(なめる)ハ嘲笑(あざわら)ひいや舌長(したなが)き申しぶん 假令(たとへ)させ子(こ)が未通女(おぼこ)にもせよ色直(いろなほ)しの床入(とこいり)に男(をとこ)が肌(はだ)をふらずして 何(なに)とて承知(しやうち)をなすべきや九次郎(くじらう)どのどうでござつたさぞ餅肌(もちはだ)で甘(うま)