琉球・沖縄の世界を翻刻する

コレクション: ハワイ大学所蔵 阪巻・宝玲文庫 vol. 1

琉球人来朝記 一之二 - 翻刻

琉球人来朝記 一之二 - ページ 7

ページ: 7

翻刻

使して招(まね)かれしかとも来らす。大 明(みん)の代に及ひて。大祖の洪武の初 に貢使(こうし)をまいらす。其国三ツに分 れて。中山山南山北の三王あり。 其後 封爵(ほうしやく)請ひしかは。中山山南 の二王に。鍍金(れききん)の銀印を賜りたり。 《割書:鍍金とは金|をやき付る事》此時三王たかひに争ひ 戦ひしかは。天子其中を和らけ給ひ。 山北も印幷に文綺(ふんき)【左注「をりもの」】等を給はる 《割書:中山山南を封せられしは。洪武十五年の事。山北|を封せられしは。同十六年の事也。本朝後円融永徳》 《割書:二年三年。公方鹿苑院|とのゝ時にあたれり》同しき二十五年。中 山王察度。《割書:王の名なり。姓は|向【ママ】とあり》その子姪(してつ)幷に