翻刻!九州大学の書物たち

コレクション: 漂流記コレクション

無人島漂流書付 - 翻刻

無人島漂流書付 - ページ 2

ページ: 2

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【右丁 蔵書印  九州帝国大学図書館】 【左丁 蔵書印 ■■■庫】      長平書付写 無人嶋へ薩州船漂着後筆墨紙を          得て認申候由   天明乙巳正月晦日出船 一正月廿九日御用船相勤殊に片灘にて有之候故水主壱人乗加五人  にて手緒和食両浦ゟ御米百石積入晦日に出船仕日野なまり両浦へ  おろし方仕ニ付船頭儀七舟切手等も岡へ持あかり諸首尾仕折節  日和悪敷相成候に付直に船ハ手緒の湊を志し乗廻し申候処八流れ口より  暮六ツ頃大西風に相成羽根崎とうふんに乗し楫をいため詮方な  く流出候に付碇を入綱のしり手をともに取并統綱三房くゝり付  碇同様ニひかせ西風真艫に流レ申候甚くらく何方の沖とも不相知  候内其夜半過より少し明るく相成り御崎半道程沖より御  崎を見付申候 【頭書】 手緒地図ニ 手結ト云有 コレナルヘシ 手結羽根 津呂当等皆 土左ナリ東 南ノ方へ漂 流ナルヘシ