キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

切支丹御退治記 49巻. [2] - 翻刻

切支丹御退治記 49巻. [2] - ページ 13

ページ: 13

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 中面に仕置作法を感心したり 有馬古老物語曰町人之内昨日城に入残し者共  大小之舩三十五艘に乗浮て翌廿七日に古町  之焼洛に成候得は城中ゟは敵今に引ざりけ  りと思て鉄炮を打懸被成候間兎角敵に而無  之旨我等参りて申訳むと近候得は諸人危き  事に思ひ無用也迚袖に春かり留けれ共是非  共と振切進み出懐中ゟ鼻紙を取出し打振候  へは城中之炮声も暫く止申候間吉右衛門直  に大手門之前に参り我々共は昨日城中に入  残し者共にて候最早城之辺に敵一人茂居不  申候と具に述ける程に神野加兵衛岸田七右  衛門与申奉行則門を開かせ内に入連彼吉右  衛門か入より早く長鑓を三十本胸本にさし  か希ら連候得共吉右衛門は七寸五分之小脇  差を刺たる斗な連は少も不騒申様扨に皆々  騒しきゐ躰哉縦令我敵方に而参りたる迚も  申候得は神野加兵衛尤也迚鑓を引かせ敵之  有様悉く語り可申与被尋けれは去事に而候