キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

切支丹御退治記 49巻. [2] - 翻刻

切支丹御退治記 49巻. [2] - ページ 17

ページ: 17

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 此日五十田勘右衛門猿木長太夫両人は松倉  殿家老田中宗府岡本新兵衛多賀主水方へ使  者として馳下る是は今日久留米勢抜津迄出  張春る由告可知た免也両人抜津を出張しけ  るか既に島原近く成て五十田猿木に云様は  させる事なき使成に両人打連而城内に入ん  も如何也幸貴方は松倉殿御家老多賀主水は  舎弟成は御辺一人城に入て御家老中之口状  を茂述亦は一揆之発し様をも念頃に聞届而  帰連よ我等は舩に可待と云猿木か曰く久留  米に於て御家老中吾等に被仰付候は其方松  倉殿家中に与し之有者也は此度之御使者五  十田勘右衛門に差添て可相勤与くと也き然  連は貴殿与某は真使与副使之差別有て我等  一人城中に入て此度之御使者を勉に於ては  且は御家老中之御差図に背き且は貴殿之後  難如何也頼は同道申んといひけ連共五十田  如何成了簡や有けん終に同心せさりけ連は  此上は不及力迚猿木一人舩ゟ上る二三日以  前に一揆馳集りて島原之城を攻たりし後は