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荳瘡養育 - 翻刻

荳瘡養育 - ページ 18

ページ: 18

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【右丁】 【頭部欄外】見点中   かならす多し両顔(りやうくはん)【左ルビ:つらほね】の痘 粒(つふ)わかれてたち出る   もの吉なりとかく両の頬(ほ)はあかくべつたりと   して粒たちわかれいまた地さかいわかちかたき 五 ものなり両顔さへたち出れはあとより多く 日 出ぬものなり吉痘は胸腹(むねはら)にはなきものなり   又 頭(かしら)面(かほ)に見へずして手足或は腰(こし)尻(しり)のあたり   より見へかゝるは逆(ぎやく)にして宜(よろし)からす又此時 皮(かは)ひ   とへ内にありて出うかさるものは甚むつかし   かならす狂躁(くるひさはき)して昏昌(むせう)なるもの也表裏の 【左丁】   虚実(きよじつ)を考(かんが)へ出うかする事 肝要(かんよう)なり或は風寒(ううかん)【ママ 「ふうかん」の誤】   にて表を閉(とづ)るものあり裏(うち)の気かひなきもの   あり此外どく毒気を内にふくみて色黒く青く   或はど毒をすかして発(はつ)するものあり是等を   詳(つまひらか)にして療治すべし吉痘といへとも出うく   まては大切なりふといさゝかにてもものにさゝへ   らるれは甚軽き痘にても出うかすして変(へん)に   あひ又出うきかけて引こむもありかせくちより   出うきくちを大事とすべし痘の治法は全く