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コレクション: コレクション3

荳瘡養育 - 翻刻

荳瘡養育 - ページ 19

ページ: 19

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【右丁】   発熱(ほつねつ)の時に其きさしを早くさとれは重き   を転して軽きにす多く出るをすくなく   する術(てたて)あるへし 是まては日数六日の吉凶もやうを述(のべ)たり常(つね)に 熟覧(じゆくらん)して俗人も弁(へん)しおく事也 偖(さて)出斉(でそろひ)は 見点(ほみせ)より三日めをいふ足心(あしのうら)まてに出るをいふなり 軽(かろ)きは足のうらになくても三日になれは出そろひとすべし 痘に二度の関あり出うきそろふを上(かみ)の関とす膿(うみ)を もちてかせかけるを後(のち)の関(せき)と云出うきかぬるは五日六日 【左丁】 の上の関を超えかたし後の関は十日十一日めにあり しかし嬰児(あかご)の一歳にみてぬは十五日の日期(ひかず)をまたす して二三日はやくかせるゆへその痘の重きものは 八日九日を三四歳の十日十一日にあてゝ見るへし 世俗(よのひと)始終(ししう)を十二日と心得 神送(かみおく)りなとするは右の 大小の違(ちか)ひあるを知らぬゆへなり出斉(てそろひ)して痘の よしあしを定むへし吉痘(よきほうそう)は是より薬(くすり)を用ゆ へからす又 軽(かろ)しといへとも余症(よせう)をはさむものは その儘(まゝ)になしおくへからす出そろふて痘の色