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コレクション: コレクション3

荳瘡養育 - 翻刻

荳瘡養育 - ページ 20

ページ: 20

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【右丁】 焦紫(こけむらさき)なるは毒盛なりかたち大きく皺紋(しわ)をなす は毒気さかんに気虚なり痘の上(うへ)紅(くれなひ)なるは血(ち) 滞(とゝこを)る也滞るものは活(めくら)す焦(こが)るゝものは清(すゝしく)す 気虚(ききよ)毒(とく)盛(さかん)なるものは補(おきなつ)て解(げ)すへきの薬 ありみな医(いしや)に託(たのみ)して心得へき事なり此 六日七日は大事なりとしるへし 【左丁】 七 出(いて)揃(そろ)ひて地界(ぢさかひ)わかれ顆粒(つぶ)たち出て水もるは 日 吉痘(きつとう)なりへつたりとしてあかくぬりたる   ことくなるは水一面にまはりてしまりなくかわ   うすくしてすれやふれ易(やす)し表(ひやう)のしまり   あしきゆへなり見点の時に工夫(くふう)のあるへき事也   六日七日は痘の色を見るを第一とす大吉痘は   粒(つぶ)あらりとしてまはりに紅暈(あかきかさ)をあらはし痘   の色いきほひつよきもの吉なり気のかひなき   痘は暈なくして痘の地色同しく白みて