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コレクション: コレクション3

荳瘡養育 - 翻刻

荳瘡養育 - ページ 21

ページ: 21

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【右丁】   いきほひうすし熱(ねつ)は出そろひてよりはさつはり 八 とさめ又水もりにねつ出るもの也吉痘は   表(おもて)熱(ねつ)ありても裏(うち)すゝしく食事(しよくじ)すゝむなり 日 此時 血熱(けつねつ)つよく痘の色血ばしりてうるほはぬもの   は急に毒(どく)を解(げ)すべし気虚(ききよ)して血疱(けつほう)となり   血のまゝにてつふるゝもの重(おも)き痘に所々に出来   るものなり又出かけよりやけどの水ふくれのやう   になりてうみもたぬを水疱(すいほう)といふ又 蚕(かいこ)の種(たね)の   ことくのものは此時 頭(かしら)面(おもて)大にはれて目をとちて 【左丁】   それよりはやくまとをあけて変(へん)をあらはすの   類あり是等皆五日六日の頃の手当による   事もあり預(まへかたより)医家(いしや)と談(たん)ずへし須臾(しはらく)も油断(ゆだん) 九 すへからす或は唇(くちひる)ふとくはれてやぶれ血いで   食事(しよくじ)すゝみかたくのんど痰(たん)つよくよだれおの 日 づからなかれ出なんぎなり又吉痘にても此時は   すこしかゆみあり或はいらつきてさはりたきもの   なり其ために袖長(そでなが)のじゆ半を用意(ようい)するなり   又 介抱(かいほう)の人々七八夜もつゝきてくたびれあるゆへ