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荳瘡養育 - 翻刻

荳瘡養育 - ページ 22

ページ: 22

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【右丁】   ねむりつよく出るものなりあら手の人をそへて   かならすねむるへからす膿(うみ)になりてはすこしくらひ   かきやぶりても大なる害(かい)なし水もりの時かき   やふれは吉痘にても凶に変することすみやかなり   随分ゆだんすへからす此せつ別して大事也 十 痘の豆に似たるは山あけの時にて知るべし水みな   膿(うみ)とこりて色らうのことく痘のさきとがりてたち 日 あかるを山あけといふ此時出ものはら〳〵として 《割書:おもき痘は|眉毛はへず》表にやまあけのねつあるべし然れとも裏(うち)の 【左丁】 《割書:ばける【ママ 注①】事|あり此頃の|手当によ》毒気(とくき)こと〳〵く膿(うみ)となりて肌表(はたおもて)へ出て十分に 《割書:りてはゆる|療治あるへし|心得知る事》山をあくれはうちすゝしくなるゆへ食事すゝみ 《割書:なり》おのつからうつくしくかせていゆるなりこれは   水もりまての工夫(くふう)によりてなり此時俄に   彼是として益(ゑき)なし上(かみ)半分の手当よろし   けれはおのつから山あくるなり凶痘(わかほうそう)【ママ 注②】はまづ   のんとにも痘出食事乳汁も通りかたくつを 十 呑かね毒気 肺(はい)の気道にせまりて表へ出がたく 一 かはきつよく声かれていです口吻(くちわき)のあたり 日 【注 「はげる」ヵ】 【注② 漢字の字面から「わる」の誤ヵ】