翻刻!九州大学の書物たち

コレクション: 漂流記コレクション

亜墨利加漂流記聞 - 翻刻

亜墨利加漂流記聞 - ページ 3

ページ: 3

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【右丁 蔵書印 九州帝国大学図書館】   【左丁】    漂流記聞 紀伊国日高郡薗浦泉庄手船天寿丸九百五拾石積 虎吉船拾三人乗去ル嘉永二酉十月有田郡に而蜜柑 積入出帆同月十二日浦賀着同廿三日江戸出帆豆州 下田着同廿/三(四)四日子浦入津此所ニ而数日逗留諸用向 弁し翌戌正月六日ニ子浦を開帆し洋中ニおいて 正月九日俄ニ送風おこり大浪にもミ立られ/楫(カヂ)を /砕(クダ)き/既(スデ)ニ/溺(オボラ)すべき有さまなれバ無拠上荷を /刎(ハネ)捨命限り働けども終日大山のごとき大浪の 差難凌きかね心中各言合するとなく天神 地祇に祈誓をこめ/御鬮(ミクジ)に任せ/檣(ホバシラ)を切捨帆を 取て左右の浪除けとし芒々たる大海に五日五夜の