翻刻!江戸の医療と養生

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養生長寿秘伝鈔 2巻 - 翻刻

養生長寿秘伝鈔 2巻 - ページ 5

ページ: 5

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【右丁】 無二(むに)無三(むさん)の良薬(りやうやく)これを 視(み)れとも不見(みへず)これを聴(き)け とも不聞(きこへず)費(ひ)にして隠(いん)なり 近前来(きんせんらい)【注1】       不学無能謹序 【左丁】 養生長寿秘伝鈔(ようせうてうじゆひてんせう) 上 一 太平(たいへい)の御代(みよ)に出生(しゆつせう)し御高恩(ごかうをん)身(み)にあまり難有(ありがたく)  あんぜんに世渡(よわた)り仕(つかまつ)り候 扨(さて)世(よ)の中(なか)の人のあり  さま明暮(あけくれ)老(お)ひ行(ゆき)候 竹馬(ちくば)の友(とも)をかぞへ候 得者(へば)  男女(なんによ)とも愚老(ぐらう)が年(とし)迄も長命(ながらへ)候 者(もの)二三十人に壱人(いちにん)位(ぐらい)  にてまれに相 覚(をぼへ)候人々 養生(ようぜう)能(よく)御 心得(こゝろへ)天(てん)よりうけ得(へ)  たる御寿命(ごじゆめう)御保(をんたも)ち被遊(あそばされ)候はゞ愚老(ぐらう)が寸志(すんし)届(とゞ)き大(たい)  慶(けい)に存(ぞんじ)候 此書(このしよ)御覧(ごらん)被下(くだされ)長寿(てうじゆ)の御工風(ごくふう)出来(でき)御安心(ごあんしん)に  御世(をんよ)わたり可被下(くださるべく)候 某(それがし)幼年(ようねん)より至(いたつ)て病身(びやうしん)にて親(おや)共  殊(こと)の外(ほか)苦労(くらう)にいたし候に付 病(やま)ひを恐(をそれ)れ身命(しんめい)の大事を 【注1】 禅 もっとそばに寄れ