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コレクション: コレクション3

麻疹癚語 - 翻刻

麻疹癚語 - ページ 17

ページ: 17

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【右丁】 全盛(ぜんせい)のおいらんも。初発(ぞやみ)の熱(ねつ)の 初会(しよくわい)より。揚干(あげぼし)にあひし心地(こゝち) にて。いたづらに日(ひ)をふる物(もの)から。 酒(さけ)ものまれず独(ひと)り寐(ね)の。さみ しき日数(ひかず)を送(おく)れども。送(おく)り 迎(むか)ひもなかの町。喰(く)ふてはこ して寐(ね)て起(おき)て。内証(ないしやう)へ向(むか)ひては。 【左丁】 お気(き)の毒(どく)ざんすといへど。こちらを 向(む)ひて舌(した)を出(だ)すは。医者(いしや)に 見(み)せたる癖(くせ)にやあらん。又(また)部屋(へや) 方(かた)の病上(やみあが)りは。色(いろ)の黒(くろ)いに気(き)を もみて。仙女(せんぢよ)香(かう)へ人ばしをかける 京橋(きやうばし)中橋(なかばし)。おまんま焚(たき)のお鍋(なべ) 三助(さんすけ)等(ら)は。すこしの熱気(ねつき)を