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コレクション: コレクション3

麻疹癚語 - 翻刻

麻疹癚語 - ページ 19

ページ: 19

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【右丁】 聞(き)くが如(ごと)く。びく〳〵して。神(かみ)でも 屑(くず)でもない物(もの)を。南無麻疹様(なむはしかさま) はしかさま。どうぞのがして下(くだ)され ませと。押入(おしいれ)に居(ゐ)る間夫(まぶ)の如(ごと)く。 首(くび)をちゞめて恐(おそ)ろしがるは。 さりとは気(き)の毒(どく)千万(せんばん)なり。 抑(そも〳〵)此病(このやまひ)の元(もと)はといへば。六府(ろくぷ)腸胃(ちやうゐ)の 【左丁】 熱毒(ねつどく)肺(はい)を蒸(む)し。外(ほか)風寒(ふうかん)に感(かん)じ。 或(あるひ)は乳食(にうしよく)調(とゝの)はざるにより。 内熱(ないねつ)発(はつ)して麻疹(はしか)となる。疱瘡(はうさう) 神(がみ)の末社(まつしや)にあらず。風(かぜ)の神(かみ)の 袋持(ふくろもち)でもなし。《割書:愚花守》熟(つら〳〵) 往古(わうご)を考(かんが)ふるに。我(わが) 【一字欄外から】皇朝(みかど)三十代。欽明天皇(きんめいてんわう)の十三年に。