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コレクション: コレクション3

麻疹癚語 - 翻刻

麻疹癚語 - ページ 23

ページ: 23

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【右丁】 いく度(たび)といふ事(こと)をしらず。是(これ)は 国朝(こくてう)の旧記(きうき)共(ども)にみえたるのみにて。 伝(つた)へもらしゝも多(おほ)かるべし。 扨(さて)疱瘡(はうさう)に神(かみ)あれば。麻疹(はしか)の神(かみ)も あるものと。めつたにこわがる馬(ば) 鹿(か)律儀(りちぎ)。かならず廿一二年に。 間違(まちがひ)なく流行(はや)る事(こと)。これ正直(しやうぢき) 【左丁】 なる神(かみ)わざ也と。思(おも)ひ込(こん)だる扁屈(へんくつ) 者(もの)。孫子(まごこ)の末(すへ)までいひ伝(つた)へて。廿 余(よ) 年(ねん)を指折(ゆびをり)て。恐(おそ)れあへるが不便(ふびん) さに。かくわづらはしく年紀(ねんき)を しるし。愚人(ぐにん)の惑(まど)ひをさと さんとす。まづ此病(このやま)ひのはやり し事。久(ひさ)しき時(とき)は百年か。二百