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コレクション: コレクション3

麻疹癚語 - 翻刻

麻疹癚語 - ページ 29

ページ: 29

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【右丁】 越(ごし)。腰(こし)がたゝずはいかゞはせん。みゝづ くもその如(ごと)く。目玉(めだま)ばかりは 大(おほ)きくても。昼間(ひるま)みえぬは明盲(あきしい) 同前(どうぜん)。子(こ)ゆゑの闇(やみ)の親心(おやごゝろ)。此度(こんど)の 疫瘡(ゑきさう)をまぬがして。恙(つゝが)なくあら しめ給(たま)へと。産土神(うぶすな)にねぎことし。 百(ひやく)どりの机代(つくへしろ)に。神酒(みき)洗米(せんまい)を 【左丁】 捧(さゝげ)るを。疱瘡神(はうさうがみ)へ御機嫌取(ごきげんどり)に 御馳走(こちさう)申事(まうすこと)とこゝろえ馬鹿(ばか)を 尽(つく)せば虚(きよ)に乗(じよう)じ。何(なん)のかのとの ねだり喰(ぐ)ひ。 皇国(みくに)の神(かみ)は 神(かみ)がらよくはるかに見(み)そなはし 給ふのみにて。煮染(にしめ)強飯(こわめし)のつ まみ喰(ぐひ)は遊(あそ)ばされず。恥(はづ)かしながら